「三国大戦略」は、2023年9月6日にKaiser (Overseas) Ltd.から配信された本格戦略シミュレーション。
古代中国における戦乱の時代“三国時代”を舞台にした、一見よく見るタイプのシミュレーションゲーム……と思いきや、3Dの戦場でリアルタイムに陣形を切り替えるバトルシステム、1人の君主として三国時代を生きるソロプレイモードなど、「ウチは他のタイトルとはちょっと違うぞ!」と言った差別化が感じられるタイトルでした!
個人的に三国志ゲームとしては上位に来るかもしれない
このゲームはこんな人におすすめ
- スマホ向けのMMOSLGをよく遊ぶ人
- 三国志が好きな人
- 国づくり系のシミュレーションゲームが好きな人
「三国大戦略」の魅力
戦場でのぶつかり合いを3Dで描くリアルタイムな戦略バトル!
『三国大戦略』は国づくり系MMO、いわゆる「村ゲー」と呼ばれる世界的に人気の高いゲームジャンル。ゲーム画面を一度でも目にすれば「ああ、またこれか」と、冷ややかなリアクションを貰う代名詞のようなジャンルです。
正直に白状すれば、筆者も同じような反応をしたのは言うまでもありません。しかしこのゲーム、実際に遊んでみると多数存在する量産型三国志ゲーとは異なる点が多々ありました。それこそが本作のバトルシステムです。
プレイヤーが編成した武将たちはそれぞれ自分の得意兵科に対応した兵士たちを引き連れて、3Dの戦場で激しく戦います。武将は皆固有モーションで攻撃を行ううえに、それぞれが専用のモデリングという豪華仕様。
バトルはセミオート式ですが、スキルを放つ方向から陣形の展開方法など、プレイヤーの采配によってダイナミックなバトルを繰り広げます。また、兵種の相性まで存在しており、このバトルシステムに触れられただけでも村ゲーとしては十分お釣りを受け取った気分です。
なぜ、このバトルシステムをもっとアピールしないのかが非常に不思議でなりません。村ゲーのバトルとしては“三国志感がある”評価すべきものなので、少々勿体無いところです。
ビジュアル表現だけでも良くできるんだよねこのバトル…。
三国時代をプレイヤー自身が体験するソロプレイモード!
村ゲーではときに“ロールプレイング”を謳っておきながら、チュートリアルを主人公目線でただ体験させるだけというお粗末なものが多々あります。
厳密には君主として自領の管理を含む、指導者としてのロールプレイを体験できるからシミュレーションRPGとジャンル付ける場合があるのでしょう。もっと言ってしまうと、バトルにおいて武将の役割要素さえあれば、それはもうRPGと名乗れてしまうわけです。
本作ではそんなRPGあるあるにおける曖昧さを一蹴しています。というのも、別にRPGとして売り出しているわけではないのにも関わらず、その辺の三国志系RPGなどよりロールプレイしているのです。
武将の役割要素はもちろん、村ゲーお馴染みの指導者としてのロールプレイ要素、そこにプラスする形で三国時代で成り上がっていくソロプレイモードが用意されています。
1人の君主としてワールドマップを旅しながら、三国志の英雄たちと肩を並べられる地味にアツいモードなので、村ゲーとしてはやや新鮮です。RPGと言えばこういったストーリーモードを思い浮かべる人は多いので、こちらも評価に値すべきポイントでしょう。
アプリストアの紹介文とかSNSの告知をしっかりしてほしいよね。本当に勿体無い!
自分のだけの国をレイアウト…しない!面倒そうな機能は無くした村ゲー
村ゲーと言えば自分だけの領土に設備を配置していくレイアウト機能が備わっているものです(ないタイトルもあります)。本作はそういったレイアウト機能がありません。
というか、ゲーム開始直後からすでに必要最低限な設備が備わっている準備の良さです。よく見られるチャプター形式のストーリーなどもありません。正確にはチャプターミッションはありますが、「○○が攻めてきたので○○を強化しましょう」のような、チュートリアル要素強めなストーリーは存在しないのです。
ゲームの大部分は村ゲーを踏襲しつつ、プレイヤーにとって「この要素って本当に必要なのか…?」と、感じる機能はアレンジされたり、そもそも備わっていなかったりします。
この配慮はユーザーにとって大きいもので、筆者個人の感覚としてはゲーム開始から10分程度拘束が続くと、途端にやる気が無くなったりするものです(※ 村ゲーに限ります)。昨今は最初から自由度を持たせているタイトルも増えてきているので、基本だけを押さえた最低限の序盤導線は好意的に映りました。
城のレイアウト機能っていらなくない…?
「三国大戦略」の進め方
ソロプレイモードの【征伐】進めていこう
チャプターの役割を持つ【メイン任務】を進めていけば基本コンテンツはアンロックしていけます。ただ、本作はストーリー形式のチャプターではないので、とんとん拍子にチャプターを進めてしまい、ワールドマップの保護対象外になってしまうのは避けたいところです。
そのため、まずはソロプレイモードの【征伐】を進めて報酬を獲得しながら少しずつ武将の強化に励んでいきましょう。
ソロプレイモードをしっかり遊んでからメイン任務を埋めていくのが吉!
リセマラはどちらでもOK!
リセマラはしてもしなくてもOKです。
最高レア武将の排出率は高いため、ゲーム中に獲得できる無償石などでも十分に遊べる印象です。どうしても欲しい武将がいる場合には、サーバー変更などを駆使してリセマラするのもよいでしょう。
リリース時点だと武将の数は少ないかも!
オススメの課金内容
おすすめの課金方法は「64玉環(160円)」です。
最高レアリティの武将「大橋」が獲得できる上に、ガチャチケット合計10枚がプレゼントされます。大橋は回復系キャラクターなので、編成に入れておくと後々便利でもあります。
3日間にわたってプレゼントされる点だけ留意してね!
「三国大戦略」のまとめ
- 3Dの戦場で繰り広げられる三国時代の合戦
- ソロプレイモードの没入感
- 楽に遊べる国づくり要素
- ありふれた題材の「三国志」であること
「三国大戦略」は、三国時代を体験できる本格戦略シミュレーション!
3Dの武将たちが繰り広げる迫力の合戦やソロプレイで楽しめるモードの収録など、他の三国志ゲームとは異なる魅力が詰まったタイトルです。
無料でプレイできるので、ぜひ一度遊んでみて下さい!
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